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2020.3.05

ワイヤレス充電器はどうやって充電できるの?気になる仕組みを解説します

ワイヤレス充電器はどうやって充電できるの?気になる仕組みを解説します

ワイヤレス充電器はどうやって充電できるの?気になる仕組みを解説します

最近のスマホにはワイヤレス充電が行えるものが多いですがどうやって充電しているのか疑問に感じますよね。
そこで今回はワイヤレス充電器の仕組みやメリット・デメリットについて紹介します。

ワイヤレス充電器が対応している規格

ワイヤレス充電器についてQiという言葉を聞いたことはないですか?
Qiは「WPC」という標準化団体が定めているワイヤレス充電器の国際標準規格です。
最も知られている規格で、現在多くの加盟企業がQiを採用しています。
Qi規格に対応している充電パッドは互換性があり、Qiに対応しているスマホ、イヤホン、電動歯ブラシなどメーカーや製品問わずに利用できます。

ワイヤレス充電器の仕組み

ワイヤレス充電はケーブルを使わない電力伝送を利用しています。
電力伝送の方式は主に電磁誘導と磁界共振の2つがあります。
電磁誘導は電力伝送が確実に行われ、電力のロスがほとんどありません。
磁界共振は、伝送距離が長く、数mm~10㎝程度の電磁誘導に対し、1mで90%、2mで40%の電力効率が期待できます。

電磁誘導の仕組み

充電パットの給電側コイルに電流を流すと磁界が発生して空気中に放出されます。
電気が空気中に流れるわけではないので危険はありません。
充電パットに給電側コイルが入ったスマホを近づけると、スマホの中の受電用コイルは空気中の磁界に反応して電流が流れます。
電磁誘導は、充電器とスマホの位置関係が難しく、少しでもストライクゾーンを外してしまうと電気が供給されなくなってしまいます。
そのため現在主流の充電器では、受電用コイルの位置を自動検出するようになっていて、パットのどこにスマホを置いても確実に充電を行えます。

磁界共振の仕組み

磁界共振は電気の伝送方法に「共振」を用います。
供給側のコイルに発振回路を通して電流を流すと磁場が発生し、特定の周波数を発振させています。
そこで受信側でも同じ周波数で共振する回路にすることでエネルギーを取り出しています。

ワイヤレス充電のメリット・デメリット

メリットとしては充電用のケーブルが不要なため、外出先にもっていったり、無くして探したりする必要がない点です。
また、ケーブルが破損する心配もありません。
一方、デメリットとしては充電中に充電スポットから端末を離せない点や有線による充電に比べると時間がかかってしまう点などがあります。
しかし、これらのデメリットは今後解消されていくでしょう。

まとめ

今回はワイヤレス充電器の仕組みについて紹介しました。
弊社のQiワイヤレス充電器は薄型コンパクト設計で、滑り止めが2箇所に付いているため、安心してスマホを設置できます。
UV印刷が可能であるため、オリジナルグッズとしても制作が可能です。
興味のある方は弊社サイトから詳細をご覧ください。