モバイルバッテリーによって火災が起こるって本当!?その使い方には注意が必要です
モバイルバッテリーが発火したというニュースを覚えていますでしょうか。
モバイルバッテリーは予備の電源として人気のある商品ですが、取扱を間違えると火災につながりかねません。
今回は事故の実態と防ぐ方法をご紹介します。
モバイルバッテリーによる事故とは
モバイルバッテリーによる事故は令和元年6月末までに、過去6年で162件も起こっており、最近特に急増しています。
平成30年には1年で76件も起こっています。
事故内容としては、半数近くが発煙・発火・過熱ですが、4分の1弱は火災も発生しています。
モバイルバッテリーは特に外出時に使うことが多いため、火災が起こった時に周りに水がないかもしれません。
実際、移動中に充電する方が多いため電車や新幹線といった公共交通機関の中で特に多く発生しています。
公共交通機関の中で起きると、警察や消防が駆けつける場合もあり、電車の停止や遅れにつながるため、非常に危険で迷惑です。
事故を防ぐには
モバイルバッテリーは便利ですが、事故は起こしたくないですよね。
事故を起こさないために、日々どのような注意をすれば良いのでしょうか。
使用環境を整える
モバイルバッテリーを雑に扱うことはもちろん、高温や低温環境での使用も避けましょう。
高温や低温に弱いため、真夏の車内に放置するのは危険です。
また、環境に配慮していても使用し続けていると劣化してしまいます。
劣化した状態で使用を続けると発熱や発火を引き起こす可能性があるため、使用中に何か異常を感じたらすぐに使うのをやめましょう。
本体の膨らみが出てきたら
熱が原因でモバイルバッテリー本体が膨らむことがあります。
そのまま使い続けると発火する危険性があるため、膨らみを確認したら使用をやめましょう。
信頼できる製造元の商品を選ぶ
平成31年からモバイルバッテリーは電気用品安全法の規制対象となり、基準を満たさなければ国内で販売禁止となりました。
技術基準を満たした商品はPSEマークが付いており、当社の全ての商品にもPSEマークが付いています。
新規購入する際には必ずこのマークが付いているかを確認してから買いましょう。
まとめ
今回はモバイルバッテリーによる火災事故と、使い方の注意点をご説明しました。
外出時や電車の中で発火させないために、環境や製造元に気を付けて、火災を事前に防ぎましょう。