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2020.7.08

モバイルバッテリーの安全な処分方法とは?

モバイルバッテリーの安全な処分方法とは?

モバイルバッテリーの安全な処分方法とは?

持ち歩き用予備電源として人気のモバイルバッテリーですが、壊れて使えなくなってしまうことも、ありますよね。
モバイルバッテリーを廃棄したいけれど、家のゴミ箱に捨てても良いのか、捨て方が分からない、とお困りの方はいませんか。
今回は安全な処分方法とそのタイミングをご紹介します。

モバイルバッテリーの処分方法とは

よく使用されているリチウムイオン電池が使用された充電式のモバイルバッテリーを、そのまま不燃ごみで出してしまうと、衝撃により発火・爆発してしまう可能性があります。
安全に廃棄するには手順があるのでご紹介します。

充電式の場合

まずは、電池に異常がないか確認しましょう。
電池が膨らんでいたり、色が変わっていたり、臭いが変であったりすると異常が起きています。
そのような異変を見つけたら、危険ですので触らずに製造元に連絡してください。

その後は、自治体ではモバイルバッテリーの回収を行っていることが少ないため、リサイクルに出すのが賢明でしょう。
モバイルバッテリーにはレアメタルという貴重資源が使われており、リサイクルの価値が高いです。
家のゴミ箱に捨てるよりも少し面倒ですが、意外とリサイクルは身近な所で行われています。
無料で引き取ってもらえるので、ぜひ探してみてください。

乾電池式の場合

まず、中に入っている乾電池を容器から出してから、乾電池の電極部分にテープを貼って、乾電池を絶縁させましょう。
いちいち面倒だと思うかもしれませんが、ショートによる発火事故を防ぐための、大切な作業です。
最後に、乾電池を取り外した容器は不燃ごみとして捨てましょう。

処分するタイミングとは

モバイルバッテリーは充電機能の衰えにより、使用が困難になったら処分するもの、と思っている方はいらっしゃいませんか。
実際は使い物にならなくなる前に処分するタイミングがあります。

まず、まったく充電できないことはないけれども、以前よりも充電に時間がかかるようになったり、十分に充電できなかったり、すぐに充電が切れてしまったりするときは処分のタイミングです。

また、発熱や膨張するようになった時も廃棄しましょう。
特に、内部劣化による膨張は破裂や出火の危険性があるため、早めに処分するのが良いでしょう。
さらに、意外かもしれませんが、購入後2年程度経過した商品は買い替えるのがおすすめです。

まとめ

今回はモバイルバッテリーの処分方法とタイミングをご紹介しました。
発火や事故につながる危険性があるため、少し手間であっても廃棄方法を守り、完全に使えなくなる前でも、早めに処分・買い替えましょう。