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2020.8.17

オリジナルTシャツ作成で注意したいパロディの著作権について解説します!

オリジナルTシャツ作成で注意したいパロディの著作権について解説します!

オリジナルTシャツ作成で注意したいパロディの著作権について解説します!

オリジナルTシャツの作成を検討中の皆さん、著作権についての知識は身につけていますでしょうか。
著作権違反は、決して知らなかったでは済まされません。
本記事では、オリジナルTシャツをパロディで作ろうとしている方に向けて、著作権における注意点を解説します。

著作権には注意しよう

オリジナルTシャツ作成では、著作権違反が多発しています。
著作権は、著作者からの「使ってもいいよ。」という許可があって初めて使用できます。
したがって、著作物を許可を得ずに無断で使用してしまうと著作権違反となってしまうのです。

「作ったものを自分だけで使うのであれば、無断で著作物を使っても違反にはならない」と聞いたことがある方がいらっしゃるでしょう。
確かにこれは事実ですが、Tシャツの場合は注意が必要です。
Tシャツを家の中で着用するのは問題ありませんが、これが多くの人の目に留まる公共の場所であった場合は権利違反となってしまうのです。

この事実を知らずに権利違反をしてしまっても知らなかったでは済まされず、処罰の対象となるため気をつけましょう。

パロディやオマージュに注意

オリジナルTシャツでは、よくブランドやキャラクターのパロディやオマージュ作品が出回っていますよね。
あのデザインに対して疑問を抱いている方が多いはずです。

結論から申し上げると、ブランドやキャラクターのパロディやオマージュ作品は違法です。
違法ではあるものの、日本の法律では著作者がパロディ品の作成者を直接訴えない限りは処罰の対象にはなりません。
実際、著作者が目を瞑っているケースもたくさんあります。
アイドルの推しグッズなどが良い例ですね。
このように規制がゆるいため、膨大な数のパロディ・オマージュ作品が出回ってしまっているのです。

しかし、パロディ・オマージュ作品の作成はれっきとした違法であり、印刷を承ってくれない業者が多いです。
トラブルを避けるためには、やはり著作者へ使用の許可を取るか、完全オリジナルのデザインを作成するかの2つしか選択肢はありません。

パロディ・オマージュ作品を作成しないことはもちろん、販売されているものも購入しないように注意しましょう。

まとめ

今回は、オリジナルTシャツ作成におけるパロディ作品の著作権について解説しました。
パロディ作品を作ることは権利違反にあたるため、作らないようにしましょう。
素敵なデザインを考えて、素敵なオリジナルTシャツを作成してくださいね。