「久しぶりに加湿器を使ったら、なんだか臭い。」
このような経験をされた方はいらっしゃいませんか。
加湿器から発生する蒸気は部屋中に行き渡るので、においがするままでは使いたくないですよね。
どうして加湿器が臭くなってしまうのか、その原因と対処法について紹介します。
加湿器がにおう原因
どのようなことをした場合に加湿器のにおいが気になるようになるのでしょうか。
加湿器は、主に湿度の低い冬に用いられます。
そのため、オフシーズンである夏や秋には物置にしまわれていることが多いでしょう。
久しぶりに取り出して、手入れせずに使った場合、なんだか臭いにおいがするということがあるのです。
また、場合によってはシーズン中に使用している際にも、においを感じるようになることもあります。
加湿器から出るにおいの原因には、2つの種類があるため、それぞれ確認しておきましょう。
1つ目の原因は、雑菌の繁殖によるにおいです。
雑菌は加湿器のタンク内で発生します。
水を溜めっぱなしにしたり、継ぎ足したりして使用していると、水が腐って雑菌が繁殖してしまうのです。
加湿器を利用する際には定期的に水を入れ替えるよう心がけましょう。
2つ目の原因は、カビの繁殖によるにおいです。
カビは加湿器の掃除をしていないと発生してしまいます。
カビは湿度の高いところを好んで発生するので、加湿器ではカビが発生しやすくなるのです。
加湿器の掃除方法
加湿器に雑菌やカビが繁殖してしまった場合、そのまま使い続けるわけにはいけません。
そのまま使い続けると、においが気になってしまうだけでなく、健康被害を引き起こす可能性もあります。
異変を感じた場合には必ず掃除をしてから加湿器を使用しましょう。
加湿器の掃除は、クエン酸や重曹を用いて行います。
掃除方法を詳しく確認しておきましょう。
加湿器は、タンク、トレイ、フィルターに分解できます。
これらをクエン酸や重曹を薄めた液体に浸けおきし、1~3時間待ちます。
浸けおきで汚れが取れたら、水でしっかりすすぎましょう。
最後に脱臭フィルターや集塵フィルターのホコリやゴミを掃除機で吸い取って掃除完了です。
まとめ
今回は、加湿器がにおう原因とその対処法について紹介しました。
加湿器のにおいの原因は雑菌やカビなので、そのまま使い続けてしまうと健康被害につながる恐れがあります。
必ず掃除をしてから使いましょう。
加湿器の掃除にはクエン酸と重曹がおすすめです。
記事を参考にして、ぜひ加湿器の掃除をしてみてください。
