もくじ
アクリルキーホルダーやラバーキーホルダーを綺麗に保ちましょう!汚れの手入れ方法をご紹介します!
かばんやペンケースなどに、アクリルキーホルダーやラバーキーホルダーをつけている人は多いのではないでしょうか。
その種類は、100円で買った物から何かの記念品、誰かにもらった大切なものなどさまざまだと思います。
しかし、そんなことに関わらず、日常的に使用することが多いキーホルダーはどれもきれいに保ちたいものです。
キーホルダーはお手入れ次第で見た目や劣化の程度が大きく変化します。
そこで、この記事ではアクリルキーホルダーやラバーキーホルダーの手入れについてご紹介します。
手入れの必要性や方法を理解しておくことで、キーホルダーを清潔に長い期間使用できるでしょう。
ぜひ参考にしてください。
アクリルキーホルダーは手入れするべき
知らない方も多くいらっしゃいますが、実はしっかり手入れすることでキーホルダーは随分と長持ちするのです。
黒ずんで絵柄が見えにくくなっていたり、絵柄が消えてただの透明な板になりかけていたりするようなキーホルダーを見たことがあると思います。
せっかくのキーホルダーもあんな風になってしまっては悲しいでしょう。
手入れと聞くと、面倒そうな難しそうな響きがしますが、とても簡単にできるのでぜひ試してみてください。
アクリルキーホルダーの手入れの方法とは?
まずは、汚れを落とします。
準備するのは、柔らかい布、中性洗剤、桶などの容器の3つです。
容器に水を張り、中性洗剤を1、2滴垂らしたら、そこに布を浸します。
水に浸した布でキーホルダーを拭いたら、汚れ落としは完了です。
また汚れ落としと同様に、洗髪用リンスを薄めた水でキーホルダーを軽く拭くことで、ホコリが付着するのを防げます。
この効果はおよそ1ヶ月持続します。
ここまで読んだ方の中には、工程が多くてよくわからないと思った方もいるかもしれません。
そこで最後に、おすすめの方法をご紹介します。
定期的に掃除をするのが面倒だという場合は、表面を覆ってしまえばよいのです。
それにも2つの方法があります。
順にご紹介します。
1つ目は、透明のシールを貼る方法です。
100均で売られているラミネートフィルムを貼って、キーホルダーの形に沿って余分を切り落としたら完成です。
これがおそらく一番簡単な方法でしょう。
2つ目は、透明のスプレーを吹く方法です。
上手くいった場合の仕上がりと耐久性はラミネートよりも高いですが、スプレーでの塗装が未経験だという方には少々リスキーかもしれません。
どの方法も比較的簡単に行えるため、アクリルキーホルダーを大切にしたい方は紹介した方法を活用して、お手入れを欠かさないようにしましょう。
ラバーキーホルダーとは何?
ラバーキーホルダーとは、ゴム素材でできたキーホルダーやストラップのことを指します。
そしてこれらは、個人向けのキャラクターグッズや、企業や商品のノベルティグッズとして人気が高い商品です。
ゴムでできているため、色鮮やかで立体的な加工ができることが特徴です。
立体的であるため、触り心地も良く、見た目の面白さもあります。
また、簡単には折れたり傷ついたりしないこともメリットとして挙げられます。
そして、キーホルダーそのものが傷つかないだけでなく、実際にスマホにつけた際に携帯の画面を傷つけないことも魅力的です。
ここからは、アクリルキーホルダーとラバーキーホルダーの違いについて解説します。
これらは素材がゴムとアクリルであるという違い以外にも、製造方法が異なっていることを理解しましょう。
アクリルキーホルダーの場合
まず、アクリルキーホルダーの場合は、アクリル板に特殊なインクジェットプリンターで印刷を行います。
そして、印刷したアクリルにカットラインを設定した後、レーザーカッターを使用して自由に形を切り抜いて作ります。
具体的な印刷方法としては、片面印刷の場合は透け防止の白色で印刷した後、高彩度のインクで印刷します。
ラバーキーホルダーの場合
ラバーキーホルダーの場合は、そもそも印刷を行わないことが特徴です。
色がついたゴムの素材を金属の型に流し込んで作ります。
具体的には、金型で壁を作って色を隔てて、多重構造のキーホルダーを制作します。
そのため、印刷では表現できない立体的なキーホルダーを作れるのです。
しかし、ラバーキーホルダーのデメリットとして、金型制作に費用がかかることが挙げられます。
アクリルキーホルダーは印刷で簡単に作れるため1個から制作できますが、ラバーキーホルダーは1個から制作するとお金がかかってしまいます。
1個で制作しようとすると、1個で数万円かかってしまうことがあるため注意しましょう。
ラバーキーホルダーやラバーストラップの汚れの落とし方について
ラバーキーホルダーやラバーストラップには黒ずんだ汚れが付着しやすいですが、それらの汚れの落とし方を理解しておくことでキーホルダーを再びきれいにできます。
まず、汚れだと思っているものが本当に汚れなのか確認することが大切です。
全体的な汚れではなく小さな汚れの場合は気泡の可能性があります。
ラバーストラップやラバーキーホルダーは液体のゴムを熱で固めて制作します。
その際に小さな気泡が入ってしまうと、黒い汚れのように見えてしまうのです。
気泡か汚れかどうかはカメラやルーペを使用して拡大して確認するとわかりやすいです。
もし、気泡だった場合は、その部分が空洞になっていますので消すことは不可能です。
一方で、汚れの場合は工夫次第で落とせます。
木工用ボンドやシンナーを使用することによって黒ずみ汚れは簡単に落とせるため、汚れを落としたい方はすぐに実践してみましょう。
ここで、汚れを落とす際の注意点を解説します。
ラバーストラップやラバーキーホルダーは一番下の層は3ミリメートルから5ミリメートル程度存在します。
しかし、その上の2層や3層は0.3ミリメートル程度の非常に薄い層になっています。
そのため、シンナーで汚れを落とす場合には表面を強くこすりすぎると層が溶けて、下の層が見えてしまうことがあります。
そうなると、せっかく掃除しようとしたのに逆にキーホルダーが壊れてしまうことになるので注意しましょう。
また、キーホルダーの裏側には団体や会社の名前、ロゴなどが記載されていることがあります。
その印刷はシンナーで拭くとすぐに剥がれてしまうことも覚えておいてください。
大切なキーホルダーをきれいに維持するためにも、正しいお手入れの方法を把握しておきましょう。
そして、ラバーストラップやラバーキーホルダーを作る際には、汚れ防止加工を施すことで、汚れが付きにくくなるためおすすめです。
この加工を施すと、そもそもキーホルダーに汚れが付着しにくくなり、もし汚れたとしても簡単に汚れを落とせるようになります。
そのため、汚れが心配な方や未然に汚れを防ぎたい方は、汚れ防止加工を施しておきましょう。
まとめ
キーホルダーを手入れするという概念すら無かった人もいるのではないでしょうか。
キーホルダーの汚れが気になる、傷つけたくないと思い、ぜひこの記事を参考にキーホルダーの手入れをしようと思っていただければ幸いです。
付けっぱなしにするのではなく、こういったひと手間を加えて少しでも長く大事になさってください。
今回の記事に関して何か気になることやわからないことがある方は、当社までお気軽にお問い合わせください。
この記事がお役に立てたら幸いです。