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寒い冬にはスマホ手袋が活躍!原理ってご存知ですか?
寒さが厳しくなってくると手袋が必須になりますよね。
現在はデザインや素材、価格帯が幅広いものが多く販売されており、選択肢は非常に多いです。
しかし、手袋をつけていて不便に感じるのがスマホが操作できないことですよね。
これを考慮してスマホ対応の手袋が発売されるようになってきましたが、どのようなことを意識して手袋を選べば良いのでしょうか。
そこで本記事ではスマホ対応の手袋の選び方やスマホ操作を可能にしている原理について解説します。
手袋選びのヒントになるかと思いますので、ぜひ参考にしてくださいね。
スマホ対応の手袋の選び方について解説!
まずはスマホ対応の手袋について解説します。
これは装着した状態でも問題なくスマホが操作できる手袋のことで、冬に重宝するアイテムです。
スマホ対応の手袋について、多くの方が悩んでいるのが洗濯についてなのではないでしょうか。
通常の手袋であれば問題なく洗濯できますが、いつも通りスマホ対応の手袋を洗濯してしまうと寿命が縮んでしまう恐れがあります。
結論から先にお伝えしますと、手袋自体それほど頻繁に洗濯する必要はないでしょう。
むしろ頻繁に洗濯するとかえって劣化が早まることもあります。
もし洗濯するのであれば、中性洗剤を使って手洗いをしましょう。
漂白剤や柔軟剤はできるだけ使わないようにしてください。
ただ、詳しい洗濯方法は手袋によって変わってきます。
洗濯表示に目を通して、適切な掃除方法を実践してください。
次に手袋を選ぶ際に意識していただきたいポイントをご紹介します。
スマホ対応の手袋を選ぶ際には「自分にあったサイズを選ぶ」「装着時に指紋認証ができるかチェックする」「素材をチェックする」「金属アレルギーに注意する」の4つのポイントを意識しましょう。
自分にあったサイズを選ぶ
これはスマホ対応の手袋に限った話ではありませんが、手袋を購入する際には適切なサイズを選ぶことが大切です。
その中でも特にスマホ対応の手袋を選ぶ際には、手袋の端までしっかりと指先が入っているかどうかが重要になってきます。
指先が余っているとスマホがうまく反応してくれない恐れがあるからです。
装着時に指紋認証ができるかチェックする
最近のスマホでは、指紋認証のような生体認証が導入されていることが多いです。
顔認証できるスマホであれば問題ありませんが、指紋認証しか利用できないものもあります。
そのため、手袋をしながらでも指紋認証ができる商品の方が便利でしょう。
寒い中毎回手袋を外す手間がなくなりますので、購入する際は指紋認証ができるかどうかをチェックしてみてくださいね。
素材をチェックする
様々な素材のスマホ対応の手袋が販売されているため、素材選びも大切になってきます。
レザー素材は高級感を演出してくれ、上品な光沢感があるためビジネスシーンなどのフォーマルスタイルともマッチします。
一方でファブリック素材は柔らかくカジュアルな雰囲気が強いです。
普段使いもできますし、デザインがシンプルであればビジネススタイルでも取り入れられます。
実用性を重視するのであればナイロン素材の手袋が良いでしょう。
スポーティな雰囲気のアクセントにもあります。
金属アレルギーに注意する
後ほどご紹介しますが、スマホ対応の手袋には導電糸と呼ばれる金属製のものが使われています。
そのため、金属アレルギーを持っている方は注意が必要です。
チタンを使用した糸や、導電樹脂を被膜している導電糸であればアレルギーの方でも利用できますので、金属アレルギーの方はアレルギーに対応している製品を選ぶようにしましょう。
スマホが反応しなくなってしまう原因を解説します!
しかし、スマホ対応の手袋が反応しなくなってしまうこともあります。
そこでここではスマホが反応しなくなってしまう原因をご紹介します。
1つ目は導電糸の劣化です。
導電糸に関しては後ほど詳しく解説するのですが、これは簡単に言うと電気を通す糸です。
これが劣化してしまうとスマホの反応が鈍くなります。
2つ目は指先が汚れていることです。
スマホ対応の手袋が新しいのに反応しないのであればこの原因が考えられます。
指先に汚れがついていないか、濡れていないかなどをチェックしてください。
ハンカチなどで指先をきれいな状態にしてからもう一度トライしてみてください。
3つ目はサイズがあっていないことです。
多くのスマホ対応手袋では、導電糸が指先に設置されています。
そのため、手のサイズがあっておらず、指が手袋の先まで入っていないとスマホが反応しないことがあります。
スマホ手袋だと操作可能な原理とは?
スマホ対応の手袋を使うとスマホが操作できる原理を理解するには、まずスマホの操作について知っていただく必要があります。
多くの方はスマホをタッチパネルだと思っていますが、一口にタッチパネルと言っても様々な種類があります。
抵抗膜方式や表面弾性波方式、赤外線方式や電磁誘導方式、静電容量方式などです。
スマホに取り入れられているのは静電容量方式が多いです。
これは人体と導電膜の間で起こった静電気容量の変化を検知して位置を判断する仕組みです。
そのため、指の静電気が手袋を通過して、スマホのタッチパネルまで届かないとスマホを操作できません。
通常の手袋に使用されている繊維を形成しているのは高分子化合物で絶縁体が多いため、静電気は通過しませんが、「導電糸」と呼ばれるものを使うことによって静電気の通過を実現できます。
元々は化学工場で静電気による火災を防止したり、精密な作業が求められる場所でのホコリの除去などに使われていたという背景があります。
スマホ操作をするためのグッズをご紹介!
スマホを反応させたいという方に向けて、ここではスマホ操作を可能にしてくれるグッズをご紹介します。
まずは導電糸です。
先ほどからご紹介しているこの糸を手袋に縫い付けることによってスマホを操作できるようになります。
Amazonなどの通販サイトでも販売されているのでぜひチェックしてみてください。
次はスマホ対応化液体です。
これは手袋に塗ると、スマホ操作が可能になるという液体です。
ただ、使えるようになったと言う方がいる中、全然だめだったという方もいるみたいなので、試す方は注意してください。
次は指サックです。
導電糸を使った指サックを指にはめることによってスマホ操作を可能にしてくれます。
ただ、指サックは指にはめているだけの状態なので、途中で取れてしまうこともあります。
次はスマホ用のタッチペンです。
タッチペンであればどんな手袋をつけていても問題なくスマホを使うことができます。
ここまでご紹介してきたアイテムの中でも最も反応性が高いという感想を持つ方が多いです。
雨に濡れていても反応しますし、タッチやスワイプをスムーズに行えます。
ただ、タッチペンを持つ手間が生まれてしまう点に注意が必要です。
タッチペンで操作するか、手袋で操作するかは人によって好みが分かれそうですね。
まとめ
スマホ対応の手袋は指先に導電糸と呼ばれる素材が使われており、その糸が静電気を吸い取るため、画面の操作を可能にしています。
手袋が反応しなくなる原因としては、導電糸の劣化や指先が汚れていることやサイズがあっていないことなどが考えられますので、困ったときはぜひチェックしてみてくださいね。
また、タッチペンなどもスマホ操作が可能になるアイテムですので、ぜひ利用を検討してみてください。