風邪とはいったいなに？

季節の変わり目である秋には風邪が流行しやすいと思う方もいらっしゃるかもしれないですが、
風邪については基本的には１年中通しての注意が必要です。
それでは、風邪とはいったいどのような病気なのでしょうか？
一般的に風邪と呼ばれているのは「急性気道感染症（※急性上気道炎と急性気管支炎を含む）」です。
急性上気道炎の場合はくしゃみ、鼻づまり、鼻水などの症状が特徴的で、急性気管支炎は痰や咳が多くなる事が特徴で、両方ともウイルスが原因となっています。

風邪とインフルエンザの違いは？

風邪と類似した病気としてはインフルエンザが挙げられますが、インフルエンザの場合は風邪よりも高熱、関節痛、頭痛などで強い症状を示します。そして喉の痛みや咳などの症状もあり、その原因となるのはインフルエンザウイルスです。

風邪予防にはどんな事をするのが有効？

まず、外に出るときはマスクを着用するように心がけましょう。風邪にかかっている他者が咳やくしゃみをしてウイルスが飛散し、
口や鼻から入ることで感染してしまいます。
マスクはウイルスの侵入を防ぐとともに、飛沫などによる自分から他者への感染もある程度は防ぐ効果があります。
次に、秋冬の乾燥しやすい時期には室内の湿度に注意しましょう。
鼻や口の粘膜が乾燥すると、ウイルスをブロックする本来の機能が作用しにくくなりますので、
加湿器などを用いて適度な湿度に室内を保ちましょう。
そして正しい手洗いも風邪予防には有効です。
手を十分に濡らした後、ハンドソープや石鹸をつけて手のひら→手の甲→指先→指の間の順番で丁寧にこすり洗いをして、
特に親指は念入りに洗い、手首周辺も忘れず洗っておきましょう。
終わったら水でよく洗い流して、清潔な布やタオルでしっかりと拭き取ることが重要です。

まとめ

2020年は新型コロナウイルスが世界中で蔓延して、ここ日本でも様々な影響が生じました。
風邪のウイルスも新型コロナウイルスも予防方法としては共通する点も多いので、
ぜひ上記のようなウイルス対策を頭に入れて、健康で過ごせるようにご注意ください。
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